The Rolling Stonesが、7/6に、イギリスのハイド・パークでライブをすることが決定したらしいです。
このニュースにやはり僕は驚きました。
ストーンズは、今から44年前、1969年の7/5(ブライアン・ジョーンズが亡くなった2日後)にこのハイド・パークでフリー・コンサートを開催したのです。
元々は、新ギタリストであるミック・テイラーのお披露目ライブだったのですが、その二日前にブライアンが亡くなった為、ブライアンの追悼も含めたライブになったのです。
しかも、フリー・コンサートで、約25万人が集まったそうです。
このライブはDVDにもなっており、ストーンズのライブDVDの中でも僕は大好きな映像です。
警備は、全てヘルズ・エンジェルスという暴走族が務めているのです。
そして、前座は何とあのキング・クリムゾンだったのです。
このライブ、何と言っても演奏が気だるいのです。
まず一曲目のミッドナイトランブラーのセッションの時に、キャンプで寝てる人がいたり、池をボートで渡っている人がいたり、しゃぼん玉吹いている人がいたり、仲間とつるんでいる人がいたり、そういう公園(ハイド・パーク)のライブが始まるのを待つ人たちの映像が流れているのですが、それだけで当時1969年の空気感を垣間見れたような気がして嬉しいのです。このようにストーンズの演奏をただ垂れ流しているだけではなく、当時のファンのインタビューやストーンズ以外のパフォーマーなども映っており、それも見所の一つなのです。
そうしているうちに、演奏が少しミュート気味になり、観客で埋め尽くされた公園が映る。
その人の海にTHE STONES IN THE PARKのタイトルが浮かび上がるのです。
そして、ミックの歌が入る。
座って客を挑発しながら歌うミックがむちゃくちゃカッコいいのです。
そしてライブはヒートアップしていくのです。
エマニエル婦人のような椅子に座ってインタビューに答えるミックもクール。
このライブは入っている曲がみんなかっこいいのです。
サティスファクションの歌の入りの映像の見せ方は最高にかっこいいです。
ブライアンジョーンズへの追悼の詩を朗読した後、大量の蝶を放ち、演奏するI’m Yours She’s Mineというジョニーウィンターのカバー曲もむちゃくちゃかっこいいです。
Honky tonk womenでは短いカットを沢山繋いでおり、客のアップの顔とかが映るのですが、客も男はみんなカッコよくて、女はみんな可愛いのです。
そして、sympathy for the devilではアフリカのパーカッション隊を入れての演奏になります。間奏部分では、ミックの踊りも冴えており、また女の子がステージに乱入してきたり、映像的に見ていて面白いです。
69年という、本当に文字通りロックという音楽が一番輝いていた時期の映像なのです。
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