月曜日, 2月 18th, 2013 | Permalink
エーブックスタッフの水野です。
ゲームのメタルギアシリーズ最新作『メタルギアライジング リベンジェンス』が2/21(木)に発売されるそうです。
メタルギアシリーズとは・・・(wikipediaから引用)
シリーズの監督で、1986年にコナミに当時プランナーとして入社した小島秀夫が手がけたゲームである。翌年の1987年に発売された『メタルギア』は、隠れることをゲームの趣旨とするステルスゲームと呼ばれるジャンルを大きく広めた。
1990年には続編の『メタルギア2 ソリッドスネーク』を発売した。
全世界シリーズ累計出荷本数は3240万本を超える。
1998年9月3日に『メタルギアシリーズ』の第3作として発売された『メタルギアソリッド』は、米「フォーチュン」誌により「20世紀最高のシナリオ」と称され、全世界で600万本を売り上げる人気作となった。
これ以降、『メタルギアソリッド』の続編が作られるようになる。
小島秀夫は『メタルギアソリッド』以降のシリーズの大きなテーマとしては、「遺伝子操作」「反戦反核」を伝えること、とインタビューで言っており、それが「説教くさくなる」というプレイヤーの批判は承知で『MGSシリーズ』には「反戦反核」のメッセージを可能な限り取り入れたいと語っている。

僕はメタルギアシリーズは、メタルギアソリッド1~4までの所謂メタルギアソリッド四部作しかやったことあるのですが、このゲームを一言で言うと「渋い」です。
ソリッド・スネークというコードネームを持つスパイが主人公なのですが、このスネークが渋いのです。
スティーブンセガールや、ブラックジャック、日曜洋画劇場のナビゲーターなどでお馴染みの、大塚明夫が声優を務めており、これが本当にピッタリなのです。
監督の小島秀夫は「スネークの動作には大塚さんの癖、タバコを吸う所などを観察して取り入れている」と語っているほど。
大塚明夫本人もこのスネークというキャラクターにはかなり思い入れが強いそうで、
メタルギアシリーズにある「父を越える」というテーマの一つが、同じ職種である父、大塚周夫と明夫の関係性に通じる部分があるというのも理由の一つらしいです。
それも相成って、シリーズ四作目には主人公スネークの父親ビッグボスが登場するのですが、その声は大塚明夫の父親、大塚周夫が担当しているのです。
親子の会話を、親子が演じているということで、台詞一つ一つが、重く、説得力を増して響くのです。
なんと言うか、胸が熱くなりました。
今回発売される、メタルギアライジングの主人公はそのスネーク、ではなく、彼のサイドキックであった雷電。
雷電はメタルギアソリッド2でもスネークと二人で主人公を務めていたのですが、今回は雷電メイン。
雷電は、タバコをふかす姿が似合う無精髭の骨太なオヤジであるスネークと違い、銀色のの長い髪をなびかせた中性的でスマートな青年。
当初は、無骨でクールなオッサンが戦うメタルギアシリーズのイメージを一新し、女性層を意識して作られたらしのですが、一応、その中でも少年兵というテーマを持っており、シリーズの物語に更に厚みを持たせたのです。
シリーズ四作目から雷電はサイボーグになっており、今回のメタルギアライジングはその超人的な身体能力を生かしたチャンバラアクション、その名も『ライトニングボルトアクション』。
体験版をプレイしたのですが、ボタン連打による派手なアクションにより爽快感は勿論あるのですが、恐らく真意はそこではなく、あるボタンを押すことによって作動する『斬撃モード』なんだと思います。
斬撃モードでは、自分以外の全ての動きがスローモーションになり攻撃できるのですが、ただ攻撃するのではなく、刀を振る軌道を決めるのです。そうすると雷電がその方向に刀を振り、対象をそのラインで斬ることができるのです。
極端な話、短冊切りにも、微塵切りにも、出来るのです。そのどんな角度からも斬れる「自由切断」はコンセプトの一つでもあるそうです。
今回、スネークが出てくるのかは不明ですが、この新しいメタルギアに期待したいです。
この『メタルギア ライジング リベンジェンス』は2/21(木)発売。
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月曜日, 1月 28th, 2013 | Permalink
エーブックスタッフの水野です。
以前、クエンティン・タランティーノの映画について触れましたが、その相棒的なイメージがあるロバート・ロドリゲスの『プラネット・テラー』、『マチェーテ』を見ました。
ロバート・ロドリゲスは、ファミリー向けSFアドベンチャー映画『スパイ・キッズ』シリーズや、B級サスペンスホラー『パラサイト』や、アントニオ・バンデラス主演のアクション映画『レジェンド・オブ・メキシコ(デスペラード)』シリーズが有名なのではないでしょうか。

プラネット・テラーは、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが、古いB級映画ばかりを上映していたグラインド・ハウスという映画館に敬意を込めて、そういう映画を現代に作ろう!という企画の2本立て映画『グラインドハウス』(Grindhouse)の一編です。
ジャンルはアクションゾンビモノです。
でもホラーな要素はあまりなく、どちらかというとコメディな感じ。
ただ、頭が吹っ飛んだり、体が滅裂に引き裂かれたり、グロテスクな描写が終始続きます。
おバカなアイデアを真面目にやっている感じが面白かったです。
あらすじ(wikipediaから引用)
テキサスの田舎町のある夜、J.T.(ジェフ・フェイヒー)のバーベキュー・レストランにやって来たゴーゴーダンサーのチェリー・ダーリン(ローズ・マッゴーワン)は、元恋人の解体屋レイ(フレディ・ロドリゲス)と再会した。その頃、軍の部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)と生物化学の科学者アビー(ナヴィーン・アンドリュース)の取り引き中に、生物兵器DC2(コードネーム「プロジェクト・テラー」)のガスが噴き出してしまう。町中にDC2が拡がり、感染者がゾンビと化して人々を襲い始めるのだった。
・・・何というか、このあらすじだけでは何のことか全く分からないほどバカバカしいです。勿論、良い意味で。
アクションシーンは流石で、テンポよく、アナログ派のタランティーノに対する、デジタル派のロドリゲスらしく、見ていて気持ち良いです。
ただ、グラインドハウスのもう一編、『デス・プルーフ』が良すぎただけに、どうしても見劣りしてしまいそうですが、デス・プルーフがシリアスでハラハラドキドキのパニック系アクションだったので、それに相対する、おバカでくだらないホラーアクションのプラネット・テラーだと思えば、ちゃんと役割をこなしていて良いのかもしれません。
マチェーテは、メキシコとテキサスを舞台としたバイオレンスアクション。
この映画はもともと上記のグラインドハウスの公開時に作られた偽物の予告編(映画の雰囲気を出す為に作られた架空の映画の予告編)だったのですが、実際に作ったというもの。
元々、ロドリゲスの中で温められていたアイデアだったらしく、これぞロバート・ロドリゲスって感じな映画に仕上がっています。
あらすじ(wikipediaから引用)
メキシコの連邦捜査官のマチェーテは、マチェーテを愛用して犯罪者を狩る凄腕の男だった。だが、その強い正義感ゆえに麻薬王トーレスと衝突し、妻娘を惨殺される。
それから3年後、マチェーテはアメリカのテキサスで不法移民の日雇い労働者をしていた。ある日、マチェーテはブースという男から不法移民嫌いで知られるマクラフリン議員の暗殺を依頼される。
メキシコ系アメリカ人のロバート・ロドリゲスらしい、ラテン感溢れる空気と、デンジャラスなアクションが爽快な映画でした。
何といっても役者が良かったです。
主役のマチェーテを演じるダニー・トレホは本当にこの役の為にいるんではないのかというような印象。不器用で過激だが実は優しい正義漢がピッタリでした。
それに、悪役の一人、メキシコからの移民を弾圧する上院議員マクフラリン役は、何とロバート・デ・ニーロ。
ヒロインの一人、マチェーテを捜査するI.C.E捜査官サルタナを演じるのは、ジェシカ・アルバ。
もう一人のヒロインである、普段はただのタコス売りだがその正体は移民のために戦う女革命戦士ルースを演じるのは、ミシェル・ロドリゲス。
更にもう一人のヒロインをリンジー・ローハン。
悪役の一人、メキシコからの移民を狩る男をドン・ジョンソン。
そして、悪の大玉、麻薬王トーレスを演じるのは、何とあのスティーブン・セガール。
何を隠そうセガールが悪役を演じるのはこの映画が初めてだそうですが、その割りにはすごいハマっていました。
あの見るからに強くて恐そうな顔、銃弾も跳ね返しそうな屈強な体格、そして溢れ出ている胡散くさい雰囲気・・・よくよく考えてみれば、悪役の方が合っている気がします。
役者はみんな最高で、ストーリーも良かったのですが、何よりテキサス/メキシコの殺伐とした雰囲気を分かり易いイメージで描いていて良かったです。
このマチェーテは、続編となる『マチェーテ・キルズ(邦題/殺しのマチェーテ)』が今年公開される予定(日本では来年か?)でとても楽しみです。
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