70年代前半のアイドルフォークグループガロはマーク、トミー、ボーカルの3人組です。
「学生街の喫茶店」のヒット曲で知られますが、最初はB面だったとか。
A面は「美しすぎて」。
残念ながら、こちらの曲は私は知りません。
「学生街の喫茶店」という曲は当時、中学生だった私にとって、大学生活ってこんなんなんだぁ。
あんなパンタロンはいて、髪の毛伸ばして、女の子と喫茶店で文化について語るんだ。
その喫茶店には兄貴的なマスターがいて、音楽はボブ・ディランなわけだな。
と、変なあこれがれを抱いていたものです。
今考えても、ガロの3人はフォークグループとしては当時珍しくよくテレビに出ていました。
資料を見てみると、ものまね番組にまで出演したことがあるとか。
吉田拓郎もかぐや姫も井上陽水もテレビなんかには興味がないぜという時代。
かなり異質だったようです。
ちなみに「学生街の喫茶店」でベースをひいていたのは後のYMOの細野晴臣だとか。
メンバーのふたりは松崎しげるとバンドを以前組んでいたとか、ミッキー・カーチスのプロデュースでメジャーデビューしたとか、当時の音楽シーンが甦り、楽しいですね。
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