はじめまして、エーブックスタッフの水野です。
今回初めてブログの方を書かせていただきます。
僕は普段から音楽(特にロック)を聞くことが趣味なんですが、特に好きなバンドの中で、ローリングストーンズというバンドがいます。
ローリングストーンズとはもうご存知かもしれませんが、イギリスのロンドンでちょうど50年前にブライアンジョーンズを中心に結成されたちょーご長寿バンドです。
そのストーンズのニューアルバム(といってもベスト盤です)が11/14に発売されると知ってちょっと欲しいと思ってしまいました。
ストーンズって何しろもう50年も活動しているからベスト盤なんてほんとすごいたくさん出ていて、10年前にも40周年としてフォーティーリックスというストーンズの全キャリア(一応今も活動中なのだが)を初期と後期とで分けた二枚組のベスト盤が出ているんだけど、今回のはもう次はないかもしれないというのを見越してなのか、何だか究極的なんです。
次がないというのは現在、最年長のドラムのチャーリーワッツはもう71歳。癌を患ったらしいし、20代の頃からドラッグ中毒で全身の血液を全て交換する治療を受けたほど(真偽は不明)のヤバイ男キースなんて30年前からいつ死んでもおかしくはないし、
現リーダーのミックももう69歳だ。驚くことに彼は去年、スーパーヘヴィという新バンドを、人生で初めて自分でバンドを立ち上げているが(ストーンズの創始者はブライアンジョーンズ)、最年少のロンウッドも65歳。
10年後にはミック79歳、キース78歳、ロン75歳、チャーリー81歳!
はっきり言って誰かが死んでもおかしくはない。第一、決して長生きできるような人生を送ってきてはいないのだから。
そういった意味でも今回のベスト盤は要チェックです。
その名もGRRR! 獣の威嚇する声です。
なんと50周年にちなんでか、50曲も入っているのです。しかも新曲が2曲あります。
その新曲がかっこいいのです。
とりあえずミックジャガーのセクシーで下品な歌は健在。70を目前にしたジジイの歌声にはとてもじゃないが聞こえません。
しかし、今回のベスト盤、なんと3バージョンもあるのです。
通常版、デラックスエディション、スーパーデラックスエディション。
(※以下公式サイトから引用)
通常版は、
オールタイムべスト三枚組50曲(2曲新曲)。12ページのブックレット、80ページの日本語ブックレット(解説,データ,歌詞,対訳)、50周年記念ロゴ防水ステッカー(初回特典!)。
税込2,980円!
デラックスエディションは、
三枚組50曲。DVDサイズのボックス、36ページのハードカバー本、ツアーポスター絵柄のポストカード×5種、DVDサイズ52ページ日本語ブックレット(英文ライナー訳,解説,データ,歌詞,対訳)。
税込5,000円!!
そしてスーパーデラックスエディションは、
四枚組80曲+ボーナスCD二枚!A3サイズの超大型ボックス、96ページ豪華ハードカバー本、A2ポスター、ツアーポスター絵柄のポストカード×5、超大型24ページ日本語ブックレット(英文ライナー訳,解説,データ,歌詞,対訳)
税込15,000円!!!!!
このボリュームには驚きました。スーパーデラックスエディションに至ってはもう収録曲から違う。どれを買っても全てを揃えられない。全部揃えたいのであれば全部買わなくてはいけないとは!
うーむ、これはデラックスエディションかな。さすがに15,000は・・・しかし、スーパーデラックスエディションのボーナスCDは初期オリジナルメンバーのストーンズ最古の録音を収録しているというのです。初蔵出し、です。
さすがミックジャガー、商売上手です。
そして、そのベスト盤GRRR!とは別に、DVD/Blu-rayも発売されるようです。
CHARLIE IS MY DARLING
ストーンズ最初期のドキュメンタリーがオフィシャル初登場!税込3,800円!
なんとこれにもスーパーデラックスエディションというバージョンが存在します。
税込15,000円!
GRRR!は、11/14発売(デラックスエディション,スーパーデラックスエディションは11/28発売)
CHARLIE IS MY DARLINGは、11/7発売(デラックスエディションは11/21発売)
ちなみに、私事ではありますが、
GRRR!の発売日11/14は、僕のやっているバンドの1stアルバムの発売日でもあります。
機会があれば見てください。
ドロロニカ/コンバットアイドル
あと、その二作品とはまた別に、CROSS FIRE HARRICANEというドキュメンタリー映画が公開されるらしいです。
全キャリアのドキュメンタリー。製作総指揮は、前のドキュメンタリーシャインアライトで監督を務めた、マーティンスコセッシ。
ストーンズってドキュメンタリーも既にいくつかあって、よくまあこれだけいくつもドキュメンタリーが作れるもんだなって思ってしまいますが、しかし見に行きたいです。
ちょっと気付いたらかなり長くなってしまったのでこのへんで・・・。