みうらじゅん、リリー・フランキーが、グラビアについての思いを対談している「女体の森」を読みました。
それによるとグラビア界は榊原郁恵のデビューで随分変わったとか。
健康的にはじけたおっぱいちゃんというのは衝撃だったようです。
そんな榊原郁恵の雑誌の付録の水着ポスターを買取させて頂きました。
私も当時、なんだこれは?と思ったものです。
エロとは対局の天真爛漫を具現化したようなキャラクター。
そのおっぱいが超デカイ、アンバランス。
そしてそれを惜しげもなく、ドゥーイットバンバン、出しまくっていました。
それまで私達が目にする女性の水着といえば、キャンディーズ、ピンクレディーなどのお人形さん的なものばかり。
榊原郁恵の登場は革命だったのです。
そしてそれは河合奈保子へと引き継がれていきます。
河合奈保子は天真爛漫プラス、子供の頃からピアノを習っていて弾けるというお嬢様性も、なのに、なのに・・・と水着姿を見る時、思ったものです。
おっぱいの上に乗っている顔も、河合奈保子の場合、キュート。
更にそれは岡田有希子という、もう巨乳である必要がない。ていうか、あるわけがないのに巨乳という時代につながっていきます。
岡田有希子は天真爛漫を装っていますが、秀才というイメージと、秀才ゆえの陰も備えており、ポスターの笑顔はどこか陰をおび、一緒に何もかも捨てて逃げて破滅の道を歩みたい衝動にかられたものです。
でも個人的に好きで、今でもグッと来るのは巨乳でもなんでもない桜田淳子。
デビューした当時の天真爛漫の時代が終わり、少し挫折を知り、オトナになりつつある70年代後半頃がなんとも素敵な色気を出していました。
なんて、お話も買取の最中させて頂いています。
もちろん、「迷惑だ。さっさとやってくれ」という空気も読みますので、ご安心ください。
エーブックでは昭和アイドル、70年代、80年代アイドルのポスターの出張買取を行なっております。
愛知県岐阜県三重県無料出張。その他の地域も量によっては無料で出張させて頂きます。