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田原俊彦

月曜日, 6月 24th, 2013 | Permalink


エーブックスタッフの水野です。

先日、テレビで田原俊彦のライブを見ました。
ライブといってもテレビの収録ですが、おそらく6/19に発売されたニューアルバム『I AM ME!』の宣伝を兼ねたパフォーマンスでしょう。
僕は去年の今頃、丁度バンドのアルバム制作のためにレコーディングをしている頃に、田原俊彦にハマっていた時期がありました。
田原俊彦という歌手の存在は勿論知っていましたが、曲自体は『ハッとして!Good』と『抱きしめてTONIGHT』くらいしか知らなかったのですが、そのスター然とした性格が何だかかっこよく思い、聞いてみた次第であります。
 
僕が田原俊彦を好きな理由は、ただのスターではなく、トリックスター的な側面を持っているから何だと思います。
なんというか、胡散臭い感じとか弱さが垣間見える感じが非常に人間的に思えるのです。
彼のマイケル・ジャクソンへの強い憧れも、何だかルーツを大切にしているというか、好きなものを恥ずかしがらずに惜しみなくさらけ出す感じがあって、僕は良いと思います。

それと彼は、僕が好きなグラムロックのイメージとどうも重なる部分がありまして、そこも僕が彼を好きな理由の一つであると思います。
グラムロックのイメージとは、華やかで装飾的な感じだったり、露骨なまでのスター感だったり、気取っていて芝居がかっている感じだったり、儚さに美を求める感じだったり、そういう真っ直ぐねじれているような感じがあります。
田原俊彦は、所謂「ビッグ発言」のせいで、一時期芸能界を干されていたのですが(後にその発言は意図的に編集されていたということが発覚)、そこも短命なスターのようなイメージで、なんともくすぐられました。
その後、事務所独立後も地道に歌手活動を続け、ちゃんと毎年新曲を発表して、ライブやファンイベント、ディナーショーも開催している感じもただ過去の栄光だけでやっているわけではない感じ(そうせざるを得なかった部分も大きいと思うが)もかっこいいなと思いました。
 
僕が一番好きな曲は、『シャワーな気分』です。
この曲は僕の五本の指に入るほど大好きなバンド、クイーンの曲と、ほぼパクりといっても過言ではないほど似ているのですが、こればっかりは悔しいがこっちの方がよく聞こえてしまうのです。
時代を感じるコーラスも最高にイカしているし、としちゃんのダンスも冴える。
いかにもディスコ(クラブではなく”ディスコ”)な感じが最高です。

 
あと『チャールストンにはまだ早い』も好きです。
Bメロのあの昭和歌謡独特のマイナー調の切なさ(ジャパニーズエモと僕は呼びたい)がたまりません。
やはり、田原俊彦は決してお世辞にも良いシンガーとは言えませんが、彼の踊りは本物だと思います。
そのせいか、曲もちゃんと踊れるので、そこも僕が好きな理由の一つです。

『ジャングル jungle』という曲はモロにマイケルジャクソンのBADなのですが、この映像で彼の身体能力の高さに驚かされました。歌いながらこの踊りはなかなか出来るものではありません・・・

 

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