TAEYANG hide『DOUBT』限定セット版 高価買取


エーブックスタッフの水野です。

みなさんTAEYANGって知っていますか?
テヤンと読む有名な韓国製のプーリップ(Pullip)というファッションドールシリーズのキャラクターです。
名前でピンとこなくても写真を見てみると「あ~何か見たことあるかも」ってなるかもしれません。
日本でいうリカちゃん人形、アメリカでいうバービー人形というよりは飾ることを目的としたコレクション要素の強いもので、子どもよりも大人の人気が高いです。

このシリーズでは主人公の女の子プーリップ、プーリップのボーイフレンドテヤン、テヤンの妹ダル、ダルの親友ビョル、プーリップの弟イスルなど様々なラインナップが展開されています。

また、アニメ『ローゼンメイデン』や『新世紀エヴァンゲリオン』やサンリオキャラクターやボーカロイドなど様々な日本のキャラクターともコラボレーションしています。

その中でも、日本の数少ないロックスターの一人『hide』のテヤンも発売されているのです。
限定版と通常版があり、限定版は500体限定生産で、付属パーツが多いみたいです。

hidetaeyang

画像を見て思ったのですが、やはり様になっている。
というか人形の方がしっくり来る気がします。
改めてあの格好をしていたhideは異様だったんだなぁと思います。

このTAEYANG hide『DOUBT』限定セット版は非常に貴重な商品です。

エーブックでは、この『TAEYANG hide(DOUBT)限定セット版』を高価買取しています。
お持ちで、整理、処分を考えていらっしゃる方は、お気楽にお問い合わせください。
電話 0120-54-7584

 
 
 
僕の世代的にXJAPANはそれほど馴染み深いバンドではありません。
曲も『紅』と『Forever Love』くらいしか知らず、すでにちょっと前のバンドというイメージがありました。
しかし、hideが亡くなったニュースはすごく印象的で、幼心に一人の人間の死がこれほど多くの人間に絶望を与えるのか・・・とショッキングでした。

そんな僕がhideに興味を持ったのはごく最近のことです。
僕は昔、マリリン・マンソンというアメリカのバンドが好きで、彼と親交がありプライベートでも仲が良かったという日本人hideの存在は気になっていました。
しかし、XJAPANは『紅』のイメージから何故か敬遠していました。
ある日Youtubeか何かでふとhideの『Pink Spider』を聴きました。
それで衝撃を受けたのです。衝撃といっても新しい音楽や世界観と出会ったとかそういうワケでは決してないのです。
むしろその逆で、この世界観とすごく近いバンドを知っている・・・それもすごくよく知っている・・・これはもしかしたら、僕がやっているバンドじゃないのか?
・・・いやよく聞くと全然違う、というかよく聞かなくても全然違う。
目指していたところはきっと全然違うし、当然レベルも違うのだが、なぜか結果は似たようなアプローチになっているという偶然でしかないのですが、僕はそんなhideに勝手にシンパシーを覚えたのです。
特に『Rocket Dive』は、自分らのバンドの曲に曲調も展開も似ている曲があり一人で笑ってしまいました。

彼の歌い方もすごく好きです。
何と言うアーと伸ばすところが「R」の発音で歌う英語風日本語や、決して歌唱力が高いというワケではないが演技力やキャラクター性で確立されちゃっているような歌い方が好きなのです。
(天性の歌声を持っているなら話は別ですが)よくボーカルで重要なのは、いかに上手に歌えるかよりも、いかに上手に聞かせられるか、というようなことを言ったりします。
彼はそれがすごく上手いのです。
聞かせるし、見せる、いや魅せる天才だと思います。

hideはおそらく世間的にはヴィジュアル系に分類されていて、おそらく本人もその自覚はあったことでしょう。
しかし、僕が驚いたというか面白いと思ったのが、一見ピンクだったり赤だったりとド派手な髪でピアスもガンガン空けていて女顔でそして化粧もしているヴィジュアル系なのに、服装はジャージとかスポーティは格好だということです。
このミスマッチなハズなのにすごくマッチしている感じが最高にカッコいいです。
ヴィジュアル系は、元々LAメタル風だったりパンク風の格好が多かったのですが、90年代になってくるとだんだん中性的で中世的な格好をしているバンドが多くなってきました。
しかし、どの時期にもジャージを着ていたヴィジュアル系はいないと思います。
そこは彼自身の趣味だったのかもしれませんが、おそらくXJAPANとは違う新しい形で表現しようという意志だったのでしょう。
また、不健康なロックとは対極にあるような健康的なスポーツを合わせることにより既存のイメージを壊そうとしたのかもしれません。

彼のちょっとナメたようなふざけたようなパフォーマンスからもそういう既存のイメージを壊すという姿勢を感じます。
ヴィジュアル系やメタル系といえば、もう盲目的にその世界観にどっぷりと入り込んでいて、外から見たら閉鎖的な印象さえある音楽だと思います。
hideはそういう人たちが絶対にしないような(そういう人たちから見たら)コミカルな悪フザケのようなパフォーマンスをするのです。
(皮肉にも彼の死以降、そういうポップでカラフルなアプローチをするヴィジュアル系バンドが量産されることになりますが)hideはもしかしたらそういう閉鎖的で右にならえな世界観にうんざりしていたのかもしれません。

僕は、彼が亡くなってから彼の音楽を聞き始めましたが、本当にこの先もっと色んなことをやっていたんだろうな、と思うと彼の死は残念でなりません。

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