恐ろしいまでの神秘体験『エル・トポ』

5月 19th, 2014 by admin | Permalink

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エーブックスタッフの水野です。

カンヌ映画祭を爆笑と感動の渦に巻き込んだドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が6/14から全国で公開されます。

この映画は1975年に映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーによって企画されたSF映画なのですが、映画化不可能なその内容に結局頓挫してしまい未完に終わりました。
その企画は、莫大な予算を必要とし、12時間にも及ぶ上映時間を予定しており”映画史上最も有名な実現しなかった映画”と言われ、伝説となっています。

この企画には、サルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、オーソン・ウェルズ、メビウス、H.R.ギーガー、ピンクフロイド…などなどそうそうたる面々が参加予定でした。

また、スターウォーズ、エイリアン、ブレードランナー、マトリックスなど、今あるSF映画の金字塔たちは既にこのDUNEで使われたネタだと云われるほど影響力を持っていたそうです。

ちょっとややこしいですが、この『ホドロフスキーのDUNE』の監督はフランク・パヴィッチという監督なのですが、彼は「ホドロフスキーは映画を完成させたかったのか、世界を変えたかったのか。もし世界を変えたかったのなら、それは達成されたのだ」と語っています。

そんな影響力を持ったアレハンドロ・ホドロフスキー監督の映画を見ました。
彼の映画の中でも有名な『エル・トポ』という映画です。
この映画は1971年に公開されたのですが、あまりにもショッキングな内容に深夜に限定された上映になり、宣伝もあまりされませんでした。
しかし、公開初日には芸術家アンディー・ウォーホールとその一派、俳優のデニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、ミュージシャンのミック・ジャガー、ジョン・レノン、オノ・ヨーコらが観客として見に来ており、なかでもジョン・レノンは4回も見に来るほど気に入り、それがきっかけで大々的に公開されたのですが、あくまでカルト映画はカルト映画、大不評で上映三日で打ち切られました。

僕はこの映画を友人からゲキ押しされ、なんとなく話を聞いていたのですが、レンタルビデオ屋にはなかなか置いておらず、結局見ていませんでした。
しかし、先日近所のレンタルビデオ屋に行ったら復刻名作コーナーみたいなところにこの『エル・トポ』が並んでいたのです。
1971年に公開されたのが何故準新作なのかは分かりませんが早速借りて見ました。

何というか、もう言葉にならない映画でした。
西部劇風の舞台なのですが、神秘的とも芸術的とも哲学的とも宗教的ともいえる内容で、なるほどあの有名人たちが初日からこぞって見に来る理由が分かる気がしました。
美術的にも素晴らしく、画としてものすごく美しいです。
前半の神秘的な雰囲気がずっと続くと思っていたので、後半の展開は意外でした。
所謂”俗世間”の醜さをここまで描けるのかと衝撃を受けました。

それにしても、エル・トポのファッションはかっこよすぎる。

日本の詩人であり作家であり芸術的であり映画監督である寺山修司がこの映画の大ファンだったそうで、確かに寺山修司の映画の前衛的な作風と共通するような雰囲気がありました。

見終わった後、何だかえらいもん見ちゃったな〜と唸ってしまうような映画でした。

イギリス発、暖かい日差しのようなメロディ・・・The Heartbreaks

5月 12th, 2014 by admin | Permalink

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イギリスの北部モアカム出身のバンド『The Heartbreaks』の新曲『Absolved』のミュージックビデオが公開されました。
この曲は日本では先月の4/2に発売されたアルバム『We may yet stand a chance』に収録されたシングル曲です。
僕は最近の音楽事情にはイマイチ疎いところがあるのですが、ハートブレイクス少し前からチェックしています。
 

 
多分二年位前でしょうか、バイト中流れているラジオで偶然聞いたのが最初です。
音量が小さかった為何となくとしか聞こえなかったのですが「何て良い曲なんだ・・・」と思いました。
メロディアスで優しくて、ちょうどこの五月の木漏れ日のような暖かい曲なのです。
90年代!って感じの雰囲気で、どこかノスタルジックでもあったのです。
 

 
最初は1980年代から活動していた日本のロックバンドZIGGYの曲か何かだと思いました。
しかし、ZIGGYとはボーカルが全然違うし、英語のようです。
曲が終わり、ラジオのパーソナリティがアーティスト名と曲名を言うのですが、いつも英語の発音が良すぎて聞き取れなかったりするのですが、単語が簡単すぎてスグに分かりました。
「The Heartbreaksで、Delay Delay」
家に帰ってYouTubeで検索すると早速出てきました。
しかし、まあイメージと違う・・・
僕はなんとなく女みたいな金髪のロングヘアのボーカルが歌っているイメージだったのですが、見てみると黒髪のマッシュルームヘアのいかにもイギリス人!って感じの人でした。
顔の雰囲気は、イギリスの90年代に爆発的にヒットを飛ばし、最近また再結成され先日日本でもライブを行ったスウェードのボーカルであるブレット・アンダーソンに似ている。
この瞬間、なるほどこれはその系譜なのかと思いました。
70年代にデヴィッド・ボウイというアーティストが退廃的で耽美的な世界観をロックに持ち込みました。80年代にはザ・スミスのモリッシーに受け継がれ、90年代にはスウェードが破滅的な雰囲気を加え表現してきました。
そして、この2010年代はハートブレイクスがそれを受け継いでいるのかなと思ったのです。
本人たちがどれほど意識しているのかは分かりませんが、とにかく僕はそう感じたのです。

最初に聞いたDelay Delayも良いし、今回ミュージックビデオが発表されたAbsolvedも良いのですが、僕としては『Hey,Hey Lover』が一番好きです。

最初は少し暗く妖しく始まりますが、サビに入ると、トンネルを抜けた時の眩しい太陽のようなポップが広がるのです。
僕はこの感じに弱いのです。
このバンドを好きな人は、線が細く、知的で、美しい、いかにもイギリス的な雰囲気に弱いんだと思います。
僕も勿論それには憧れましたし、先述した退廃的/耽美的なアーティストも好きなのですが、こういうメロディアスな曲調が僕の”歌謡曲好きの琴線”に触れたと思うと、僕は違った意味で好きなのかもしれません。
この曲は(サビなんか特に)アイドルが歌っていてもおかしくないメロディだと思います。
 
このバンドの曲は、アーティスト性だとか、ルックスや雰囲気だとか、背景だとか、時代の流れだとか、そういうものを一切無視して聞いても、シンプルに「良い曲」だと思えて感動します。
 
もしかしたら、リズムやノリよりも、メロディを重視する日本人にはこういう音楽は親しみやすいのかもしれません。

新しい緊張感を持ったゾンビ映画、『WORLD WAR Z』

5月 5th, 2014 by admin | Permalink

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ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのカップルが再び映画で共演する予定なのが判明しました。
二人が共演するのは、二人が交際をスタートさせるきっかけとなった映画『Mr.&Mrs.Smith』以来、実に九年ぶりのことで映画関係者やファンの間では注目されています。

先日ですが、そんなブラッド・ピットの映画『WORLD WAR Z』を見ました。
『WORLD WAR Z』は去年2013年に公開されたアメリカのパニック系のゾンビ映画です。
 
監督は2011年にゴールデングローブ賞にノミネートされた『Machine Gun Preacher』や『007 慰めの報酬』などのマーク・フォスター。
主演にブラッド・ピット。共演にミレイユ・イーノス、ファナ・モコエナ、デヴィッド・モース、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、など渋めのキャストで固めてあります。
 
原作であるマックス・ブルックスの小説『WORLD WAR Z』では複数の人物の視点から描いたドキュメンタリータッチの群像劇でしたが、この映画ではオリジナルの主人公ジェリーからの視点で描かれております。
また、走るゾンビというのもこの映画のオリジナル設定の様子。
 

 
新しいゾンビ系映画が公開する度によく話題に上がるのがこの「走るゾンビ」です。
もともとゾンビはノロノロとしか動けず、一人いたところで逃げることは簡単だし、頑張れば撃退も可能です。
しかし、ゾンビの怖さとは、固体の強さではなく、群集の怖さなのです。
人間はゾンビに噛まれるとゾンビ化してしまい、ねずみ算的にゾンビはどんどん数を増やしてゆく。
ノロノロと・・・ジワジワと・・・追い詰められてゆく・・・ゾンビ映画の魅力とはおそらくそういうものなのでしょう。
そういったゾンビ映画も次第にマンネリ化し始め、もっと恐ろしいものとして「走るゾンビ」が生まれ、その凶悪さに恐怖を感ぜずにはいられませんが、ゾンビファンからすると、それはゾンビ映画の魅力を損なわせている、という意見が多いです。
 
ゾンビとはもともと、黒魔術やら呪いやらで蘇った死体なので、体や脳が腐っているためノロノロとしか動けません。
しかし、近年はそういった伝承的であったりファンタジー的な理由によるゾンビではなく、映画によりリアリティを持たせる為に、ウイルスや疫病、または生物兵器の開発などからゾンビになるという現実的というかSF的な理由によるゾンビが登場しました。
感染力の高いウイルスや病気という設定が生まれたことにより、「ゾンビに噛まれた人間がゾンビになってしまう」ということに説得力を付けることも出来ました。
またそういった感染系ゾンビだと、蘇った死体というわけではないので、ゾンビの体は必ずしも腐っていなくてはいけないというわけではありません。
なので、ノロノロ動くばかりではなく、走ったりジャンプしたりするゾンビを描くことも可能になったのです。
 
 
 
この『WORLD WAR Z』のゾンビはそういった感染系ゾンビで、全力疾走します。
走るゾンビ映画ですと『28日後』や『I AM LEGEND』などが有名ですが、この『WORLD WAR Z』は今までの映画と比べても、その勢いが半端ないです。
まるでラグビー選手のように思いっきり体当たりしてくるのです。
それが怖くて仕方がありません。
 
また、このゾンビには、音に過敏に反応するという特性があります。
そのことにより、静かにしなくてはいけない、という別のスリルが生まれ、息を殺して進んでゆく緊張感があり、恐怖を演出することに一躍買っています。
ゾンビに対して銃を使うのは最終手段です。
銃は大きな音がなりますから一発でも撃てば、近くにいるゾンビをみんな呼び寄せてしまうのです。
それも今までにない緊張感で面白かったです。
 
ブラッド・ピットの演技は控えめで、特にブラッド・ピットらしい演技は無かったと思われます。
 
人間の顔にはいろいろな顔があり、こわもてで最初から怒っているような顔もあれば、柔らかい雰囲気でいつも笑顔に見える顔もあります。また「常にちょっと泣きそうな顔」というのもあります。
ニュアンスが伝わるかは分かりませんが、日本ですと萩原聖人とかがそうでしょうか。
外国ですと、ジョシュ・ハートネットとかがすごくそんな顔です。
ブラッド・ピットもそんな「ちょっと泣きそうな顔」をしています。
 
その泣きそうな顔のブラッド・ピットが、更に泣きそうになりながらゾンビから逃げる、というのがやはり良かったです。
俳優の雰囲気だったりもそうですが、そういった俳優の演技以外の無意識の部分が、シーンを盛り上げることもあるのだなぁ、と思いました。
 
 
開始10分でもうパニック。
そこからエンディングまでがほぼずっとパニックです。
シリアスな作風ですが、ところどころ無茶な展開があり、映画として賛否両論あるこの『WORLD WAR Z』ですが、僕はなかなか楽しめました。
 
とりあえず、ゾンビが現れたら、腕と脚に、雑誌を巻いて、ガムテープでグルグル巻きにしましょう。
これはかなり単純な策だけど、かなり効果的だと思いました。
 

製作陣の溢れる原作愛 『ジョジョの奇妙な冒険』第三部 アニメ

4月 28th, 2014 by admin | Permalink

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僕が愛してやまないアクションサスペンス漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第三部が、4/4からアニメ化されました。
こちら中部地方では一週間遅れての放送となりますが僕も見ています。
第一部と第二部は去年放送されて、少し間をおいての放送開始となりました。

ジョジョの奇妙な冒険は、1987年から連載されている漫画で、歴史が長い分ファンもいろいろな人がいます。
連載開始当初からのファンもいれば、去年のアニメ化以降ファンになった人などいろいろです。
また、変化球でありながら王道を行くその独特な展開は、独特のファン層を生み、また一度掴んだ心を放さない大きな一因でしょう。
そのことからか、ファンは原作へのこだわりが強く、今回のアニメ化に関しても製作側は苦労したことでしょう。
 
僕も実際、アニメに関してはあまり興味がなく、ファンでありながらも一部は見逃し、二部も最後の方から見出した程度でした。
先述したとおり、ジョジョというのは独特な表現方法を使っており、キャラクターのポーズから、擬音、そして台詞も独特です。
その台詞が声で聞けるのは単純に嬉しかったです。
声優もキャラクターのイメージに合っていてすごく良かったです。
原作ではそんなに涙を流すほどのシーンじゃなくても、アニメだとその演技も相成ってすごく感動しました。

今回のアニメ化は、ジョジョシリーズの中でも最も人気の高いシリーズと呼ばれている第三部です。
まず、アニメ化が決定した際に公開したその作画に驚きました。
一部二部はアニメバージョンのような感じで原作の絵とは似ているけど違う感じだったのですが、今回は原作に忠実な絵柄です。
また、キャラクターの動きから、BGM、効果音の使い方、CGとアニメを組み合わせた作画などなど・・・かなりクオリティの高いアニメになっております。
 

 
オープニングは昔の特撮アニメ風のクサくて熱いメタル。
このオープニングアニメもかなり凝っており、その気合の入りっぷりから製作陣の原作愛が伺えます。
オープニング始まって最初に登場するのがジョナサン(一部の主人公)です。
(ちなみにジョナサンは三部では死んでいる為、登場しません)
その次にジョセフ(二部の主人公)、そしてその次に今回の主人公である承太郎が登場という構成は、原作のテーマである受け継がれる黄金の意志を象徴しているようでいきなり感動しました。
また、何気ないスタッフクレジットも動いており、このオープニングを製作した「神風動画」が一瞬「オラオラ動画」になったり芸が細かいです。
またサビのところでは、今までのジョジョには無かった仲間たちと協力して過酷な運命に立ち向かうという感じがすごく出ていて泣けます。
このオープニング、承太郎のスタンド(戦う精神が生み出す守護霊みたいなもの)のスタープラチナが、DIOの写るガラスを割って終わるのですが、ファンの間ではこの終わり方が四部への伏線なのではないかとささやかれています。
四部の主人公仗助のスタンド能力は「物を直す」能力です。
四部のオープニングではその割れたガラスを戻すところから始まるんじゃないかといわれているのです。
これほど芸の細かい神風動画です。もしかしたらそれも考えているのかもしれません。
 

 
みなぎる闘志を表すようなテンションぶち上げ系のオープニングと打って変わって、エンディングは旅の雰囲気を表したイメージです。
一部二部ではイエスの『ROUNDABOUT』で、ジョジョのその奇妙なイメージにぴったりだったのですが、今回はバングルズの『Walk Like an Egyptian』です。
三部は日本からエジプトへの過酷な旅をするのですが、その道中は意外と和気藹々としていてぴったりな曲だと思いました。
また作画のデザインも、ジョジョ三部連載当時によく使われていたサイケデリックな柄を基調としたものとなっており、まさに思い描いたジョジョのアニメって感じがして最高です。
 
このアニメはおそらく、2クール、1クール休憩を挟んで、2クール、の計4クールになるといわれています。
前半の和気藹々とした旅と、後半の悪夢のような展開とではイメージも変わります。
それに合わせて後半の2クールからエンディングも変わるんじゃないかとささやかれています。
 
 
僕はこんなにアニメを毎週楽しみに待つことは(子どものときから考えても)ありませんでした。
それほど楽しみにしています。
 
深夜アニメの視聴率ランキングではぶっちぎりの一位を記録し続けているそうです。
出来ればこの調子で、四部、五部、六部・・・と続いてほしいものです。

春に僕が聞きたい五曲

4月 21st, 2014 by admin | Permalink

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エーブックスタッフの水野です。

4月に入ってからも弱冠寒い日が続いていましたが、近頃はすっかり春らしくなってきましたね。
といってもここ二日くらいまた寒いですが。
ラジオからも春を感じさせる名曲のDJミックスが流れていたりして、何気なく僕も考えてみました。
というわけで、今日は(僕が)春に聞きたい名曲五曲を、いろいろなジャンルの中から挙げようと思います。
別に春の曲ってワケではないです。春に聞きたくなるという曲です。
 
まず、最初に春というのは暖かい気候で、曲調としては明るくハッピーなものがイメージされます。
しかし僕の中で春という季節にはどうもノスタルジックなものを感じるのです。
別に特定の思い出があるというわけではないのですが、何だかノスタルジックで”切ない”感じがするのです。
特に夜、バイトが終わり外に出ると「あれ、夜なのに暖かい・・・」みたいな感じになると何だかすごく切ないような気分になるのです。
夕方もそうです。学校から帰る時だったり、今考えると半袖や短パンだとちょっと寒いんじゃないかと思うのですが子どもの頃は関係なくそれを着ていて、自転車に乗って公園で遊んでいたことを思い出すのかもしれません。
また、桜の花が咲いては一瞬で散ってしまうことが象徴する儚さもあるのかもしれません。
そういうどこか切なさがあることを基準に選びました。
 
JPOP部門:MY LITTLE LOVER 『Hello,Again』
ロック部門:HANOI ROCKS 『11th Street Kidz』
昭和歌謡部門:キャンディーズ 『微笑みがえし』
ポップス部門:THE RUBETTES 『Sugar Baby Love』
オルタナティブミュージック部門:Blonde Redhead 『Top Ranking』
 
 
 

 
まず、一曲目はJPOPから。
これはもうダントツにMY LITTLE LOVERの『Hello,Again』でしょう。
僕はMY LITTLE LOVERについては何も知らなくて、曲も多分これしか知らないです。
しかし、これは誰が聞いても名曲だと言えてしまう曲であることは間違いないでしょう。
まずイントロが始まった瞬間、黄色く眩しい陽だまりのような光景が目に浮かび、何か花の香りがする下校って感じで、何ともいえない気持ちになります。
当然この曲はずっと昔から聞いたことのある曲でしたが、取り立てて「良い曲だな~」と感じたことはありませんでした。
しかし、ある時友人がこの曲をカラオケで歌っていたのを聞き、そのメロディの素晴らしさに度肝を抜かれました。
Aメロはまあ特に珍しくないようなバラード、Bメロもまあそんな感じで・・・と思ったらサビに入る前あたりから何だかすごい涙が出そうな感じになってくる。
サビが何だか弱冠メジャーコードなのかマイナーコードなんか分からないようなコード進行。
そのサビの後のCメロがやばい。何なんだこのメロディは・・・
メロディが上下するのですが、その到達点も着地点も毎回違う感じが何とも不思議な感じに聞こえます。
マイナーコードに降りたと思ったら、同じような感じに飛んだのに次はメジャーコードに乗っている・・・
僕の知っているロックという音楽はそんなにメロディが動かない。
こういうのは所謂JPOP特有のメロディだと思います。海外のポップスとは全く異質なのです。
 
 

 
二曲目はロック。フィンランドのハノイ・ロックスというバンドです。
このバンドについては以前ブログでも紹介しましたが、僕は春といえばこのバンドです。
この曲は冷たくない暖かい春の風が吹きぬけるようなイメージです。
春と言うのは時として青春を思い起こさせます。この曲はすごく青春!って感じがします。
曲が始まった時と、曲が終わった時の、曲に対する印象が全く異なる曲だと思います。
Aメロはメジャーコードの暖かい感じですが、サビはちょっと切ない感じ。
そのAメロとサビの間の間奏で「ウォ~~」って叫ぶ感じが何とも春って感じで最高です。
 
 

 
三曲目は昭和歌謡で、キャンディーズの『微笑がえし』。
ベタといえばベタですが、キャンディーズのイメージが既に僕の中では春という感じ。
この曲は特にマイナーコードに転調したりすることもなく、それほど”泣きのメロディ”というものはないのですが、それでもこれほどの温かさと儚さを表現できるのはさすがキャンディーズ。
この曲はキャンディーズ最後のシングルで、この曲の歌詞には今までのシングル曲のタイトルや歌詞が随所に散りばめており、それも最後って感じがしてとても切ないです。
 
 

 
四曲目はポップス部門。ルベッツのシュガーベイビーラブです。
これもベタといえばベタですが、春に聞きたくなる曲です。
朝起きても全然寒くなく、目覚めも良い。カーテンを開けて、窓も開ける。
そうすると窓際にいた小鳥たちがいっせいに飛んでゆく。
眩しい朝焼けに何故だか喜びを感じる・・・そんな光景が目に浮かびます。
 
 

 
五曲目はオルタナティブミュージック部門。
僕らが思い浮かべる春というイメージは日本独特のものなのかもしれません。
春のゆったりとした暖かな雰囲気に、アメリカのニューヨークのアンダーグラウンドみたいな都会的なオルタナティブロックというのはあまり合いそうにありません。
そういった意味では、このBlonde RedheadのTop Rankingという曲はザ・オルタナ音楽!でありながら、日本の春という季節合っている気がするのは不思議に思えます。
何だか、暖かい室内にずっといて、そこから外へ出て息を吸っても冷たい空気が入ってこない感じというのでしょうか、空気が弱冠生暖かいのが少し違和感な感じ。
その瞬間に春を感じたりしますが、もう何年も生きてきて、何年も経験することですが、それは少し異様な感じがします。
太陽の下の春もいいですが、夜の春は何だか切ない気がします。
寒くなくて外に出られるので、出たくなるのです。何か花の匂いもするし。
家に帰るのがもったいないのですが、帰るしか仕方が無いような。
この曲に関しては、今挙げた四曲とは少し意味合いが違ってきますが、何だか春に聞きたくなる一曲の一つです。
 
 
僕の独断と偏見で選んだよく分からない選曲ですが、よかったら聞いてみてください。
 

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