BUMP OF CHICKEN ホームスター 200台限定 家庭用プラネタリウム高価買取


エーブックスタッフの水野です。

ネットショップで本やCD、DVD、ゲームソフトなどを見ていると、今まで店頭で見ることが出来なかったようなレアなものを発見したりします。
そういうものには大抵プレミア価格がついていたりします。

その中でも驚いたのがBUMP OF CHICKENのグッズであるHOMESTAR。
ホームスターとは、出来る限り本物に近い満天の星空を、家庭で楽しめることを目指したものです。

2005年7月20日に、200台限定で作られたBUMP OF CHICKENホームスター家庭用プラネタリウム。
懸賞だったり、プレゼント企画などで80台、販売されたのは完全予約制で120台です。
シングル『プラネタリウム』の発売に合わせてタワーレコード渋谷店で発売されました。
価格は税込20790円。
決して安いとは言えない、むしろむちゃくちゃ高い(そもそもホームスターの価格の相場自体が一万円前後なので相当な価格なのだが)、しかし、あのバンプオブチキンのグッズですし、限定120台というその貴重さと話題性で、スグに予約が埋まり完売したようです。
オークションでも滅多に出品されることはなく、大変貴重な商品です。

エーブックでは、このバンプ・オブ・チキンの特製ホームスターを高価買取しています。
お持ちで、整理、処分を考えていらっしゃる方は、お気楽にお問い合わせください。

電話 0120-54-7584

 

BUMP OF CHICKENといえば『天体観測』が同名のドラマの主題歌として起用され、それによりブレイクしたイメージがあります。
この天体観測は現時点でもバンプオブチキンの中では最大のヒット曲のようです。
僕はその当時中学生で、周りで聞いている人は少なかったと思います。
その頃に僕が組んでいたバンドのボーカルがそのバンプオブチキンの大ファンでしたが、なんかマニアックなもの聞いているな~といった印象でした。
しかし、高校に上がる頃には、バンプオブチキンを嫌いな人がいないというほど人気で、軽音楽部がやる曲の定番でした。
70年代のロックが大好きだった僕は、その良さを理解することが出来ませんでした。
天邪鬼だった僕は、むしろその人気っぷりに嫌悪感を抱いたくらいでした。

それから約10年経った僕のバンプオブチキンの印象はハッキリと変わりました。
どうしてこれがヒットし、どうしてこんなに凄まじい影響力を持っているのか、何となく理由が分かったのです。
とりあえず、バンプオブチキンは、2000年代以降の日本のロック史を代表するバンドだと思います。
それはただ人気があるからだという単純な理由ではありません。

ミステリアスだけどお茶目なキャラクターのボーカル藤原基央はカリスマ性を持っており、アイドル的な要素があります。
近頃、塩顔ブームというすごく薄い顔が人気があり、その例としてたびたび挙げられたりすることから凄まじい女性人気があります。
また彼の中には一つの世界があり、なんというのでしょうか、バンプオブチキンの曲はその断片のように感じられるのです。
決して薄っぺらではなく、言葉には意志があり、曲に深みがあり、凄まじいパワーがあるのです。

バンド名「Bump of chicken」は「弱者の反撃」という意味が込められています。
すごく繊細なのにパワーがあるサウンドにピッタリな名前だと思います。

元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎は「今と昔とではバンドをやる人間のタイプが違う」というようなことを言いました。
昔はクラスで一番ヤンチャで一番ヤバいヤツがやるのがロックバンドでした。
しかし現代では、クラスで一番普通だったり、地味だったり、暗いヤツがやるのがロックバンドです。
僕はこれにはすごく共感しています。たしかにそうなのです。
クラスで一番ヤンチャなヤツはロックバンドなんてやりません、ロックバンドをやらなくとも自分を表現する術があるのです。
一番大人しい人間がロックバンドをやるのは、それでしか自分を表現することが出来ないからなのでしょう。
このバンプオブチキンはそういう少年たちにとっては、まさに夜空に輝く星のように希望となったのです。
バンプオブチキンの曲には希望で満ち溢れています。正しい道を進もうとする前向きな意志が感じられるのです。

そして何より、カッコいいのです。
僕は18,9の頃からオルタナティブロックを聴き始めました。
Nirvanaから始まり、Sonic YouthやPlaceboやRadiohead、最近ですとBlonde Redheadが好きです。
それから色んな音楽を聞き、ある日ふと妹が聞いていたBUMP OF CHICKENの曲が耳に入り、あることに気付いたのです。
この音作りはオルタナティブロックだ、と。
彼らはJPOPではなく、オルタナティブロックなんだと気付いたのです。
天体観測のイントロなんて特にオルタナティブロックだと思います。
不思議なハーモニーがあり、ギター音の洪水になっています。

またストーリー性のある独特な歌詞を作る彼が「オウイェーー!アアー!」と叫ぶのが最高です。
そういう世界観を構築し歌詞に起こす能力に長けている彼にしても、言葉に出来ないような感情があって、それが制御できずに爆発するというエモーショナルな部分がすごく良いのです。

バンプオブチキンのヒット以降、星の数ほど似たようなバンドが生まれました。
またそのビッグバンが大きければ大きいほど当然根強いファンも多く、バンプオブチキンしか聞かない、バンプオブチキンしか知らない、バンプオブチキンからしか影響を受けていない、そんな人で溢れました。
それはよくオリジナルが生み出す功罪の大きさだとか言われたりしますが、それほど影響力が強く、偉大なのだと思います。

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