もうすぐハロウィンですね。
ハロウィンと言えば僕はティム・バートン監督の『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画が好きです。
映画も必見ですが、この映画は監督ティムバートンの盟友であるダニー・エルフマンが担当した音楽が非常に素晴らしく、サントラも必聴です。
そのダークでコミカルでグロテスクな世界観にモロに影響された企画が日本でありました。それはHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAというバンドです。
L’Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)のボーカリストHYDEが中心となり、Acid Black Cherryや、土屋アンナ、DAIGO、Tommy Februaryらが参加しています。
HYDEが作詞作曲した『HALLOWEEN PARTY』を聴いてみて思ったのが、やはりHYDEのボーカルの表現力がズバ抜けていること。
勿論みんなそれぞれ上手いし、それぞれの個性があるのですが、HYDEが頭一つ抜けて上手いのです。
彼はボーカリストとして演技力が高いと言いますか、(彼の企画で彼の作詞作曲ですから当然かもしれませんが)歌い方に関しても、キャラクター作りに関しても、この世界観をしっかりモノにしているのです。
そんなHYDEが参加している別バンド『VAMPS』の限定DVDが非常に貴重な価値を持っています。
2013年の9/25に発売されたVAMPSのベストアルバム『SEX BLOOD ROCK N’ROLL』の購入者を対象に企画された応募抽選「VAMPS CHANCE」にあった「PREMIUM DVDコース」の商品のPREMIUM DVDがそれです。
ワールドツアー2013ヨーロッパのドキュメントと、各地のライブ映像が収録されています。
エーブックでは、この『VAMPS SEX BLOOD ROCK N’ROLL PREMIUM DVD』を高価買取しています。
お持ちで、整理、処分を考えていらっしゃる方は、お気軽にお問い合わせください。
電話0120-54-7584
僕は昔ラルクを聴いていた時期があったのですが、VAMPSはそれほど聴いていませんでした。
ラルクは耽美的なのにどこか爽やかでポップといったイメージでけっこう好きだったのですが、VAMPSではおそらく意図的にそこを外していて、ハードでエモーショナルなロック!といった感じで、そのギャップになかなか手が出ないでいました。
HYDEのボーカル的にやはり耽美系の方が合うような気がしていました。
しかしVAMPSを聴いてみると、意外とそうでもないことに気が付きました。
元々ラルクの初期はド耽美で、だんだんとポップさだったりロックさを取り入れてゆきました。
そんな中、HYDEの歌い方はある時、激変しました。
おそらく、歯列矯正して、顎を手術したのだと思います。
明らかに顎の大きさが変わっているのです。
勿論トレーニングだったり、彼の中で歌い方を見つけたというのもあると思います。
今までは高低で音程を取っていたのが、前後でも取るようになったというか、それに強弱も加わって、声を自在に操るようになった印象があります。
それから明らかにシャウトが上手くなっています。
今まで何らかの制約を受けて変換し切れていなかった声が、今は気持ちよいくらいに出ている感じがするのです。
ファンの間では昔の声の方が好きだったという人もいるようですが、僕は断然今の方が好きです。なんというか迫力が桁違いなのです。
VAMPSでもその声の迫力が遺憾なく発揮されています。
VAMPSの曲は何と言うのでしょうか、例えるなら北欧バッドボーイズロックのリバイバルといったら良いでしょうか、個人的にはBackyard Babiesや最近のMichael Monroeが浮かんできます。
パワフルでポジティブなエモーショナルがあり、メロディがメロディアスで泣きのメロディがたまに入ったりするクサさがすごくそう感じるのです。
(個人の好みは別として)ラルクの方が良い、ヴァンプスの方が良い、ということではなく、静のL’Arc-en-Ciel、動のVAMPSといったバランスが相乗効果となっている気がします。