幾何学とは簡単に言えば「図形の学問」です。
かつての古代エジプトではたびたびナイル川が氾濫し、そこに住む人たちの住環境を破壊していました。川の氾濫後に土地をふたたび各住民に分配する必要があったのですが、その際に生まれたのが幾何学の始まりといわれています。
中学の数学では、ピタゴラスの定理という物を学びました。ピタゴラスの定理は、直角三角形の一番長い辺の長さを二乗すると、それ以外の二辺の長さを二乗し、それを合計したものに等しくなるという定理。一番有名なのは線の長さが3:4:5の直角三角形です。
数学は苦手な人も多いですが、その一方ではまると非常に楽しく、なかには数学に一生涯をささげてしまう人までいるそうです。そうした人たちはこのような図形の成り立ち、美しい比例関係などにも感動を覚えるといいます。
エーブックでは現在、古代から現在まで、エジプトからヨーロッパ、日本まで古今東西の幾何学についての集合知である編集者は岩田至康の「幾何学大辞典」を積極的に買取しています。