古書相場は動いています!


古本とは狭い世界です。
別に卑下して言っているわけではありません。
そう思うのは、例えば、ひとり何かの必要性があり、ある特定のジャンルの本を集めだすと古書相場は簡単に高くなります。
ふたりいたら、とんでもないことになります。
逆にその方たちの熱が冷めると、相場はガタ落ちです。

私も古本屋をはじめて12年ですが、最初の頃、5000円以上で売っていた本が、今は200円、300円というものもありますし、逆に200円だったものが、5000円以上、1万円以上というものもあります。
例をあげれば、渡辺満里奈のノートブックは、2000年頃は1万円前後だったのですが、結婚して、出産をしたら、1円です。
逆に、知る人ぞ知るといったアイドルだった頃の平井理央の写真集は200円ぐらいで取引されていましたが、フジテレビの看板アナウンサーになった今は4000円ぐらいで取引されるようになっています。

こういった世界ですので、常に古書相場は変動しているものとして、相場を知っておく必要があります。
今、熱くなっているものにもかかわらず、それを知らずにお客様に安い査定をしては申し訳ありません。
相場を知るのに一番いいのは古書の市場に通い続けることですね。
その日、その日の落札価格が何よりの相場の勉強になりますし、同業者からの情報も確かなものです。

最近、意外と思われるかもしれませんが、人気なのが、古い受験参考書です。
今、40代の方、50代の方が大学受験で勉強された時に使用されたものの中に高く取引されているものがあります。
お持ちの方がいらしっゃいましたら、当店にご相談ください。

買取する古本屋エーブックは今日も元気に出張買取中です。

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