若いころ、放送作家の仕事で、テレビ番組の落語の台本を書いていたことがあります。
私の台本がまずく、落ちが不十分な時は演じる落語家さんが頭を抱えられることがあり、今でもその様子が頭に蘇ると冷や汗が出てきます。
しかし、いつも演じられるときはそんな素振りは一切見せず、ていうか、そもそも台本なんかあることさえ忘れさせてくれるような自信満々の名調子で、つい翌週また頭を抱えられていたことを忘れ、安易なオチの台本を渡してしまい、しまったぁとなったものです。
それでも、たまに、私のオチがそのまま採用され、ガッと笑いとともに頭を下げられる姿を見る時の気持ちよさといったらなんとも表現しきれないものがありました。
そんな経験より、今でも落語のCD、DVDは大好き。
今更、聞くという気持ちはあまりありませんが、扱うのは大好きです。
私は上方の方で仕事をしていましたが、東京も大好き。
「粋」を演じてくれる落語家さんが特に好きです。
落語の書籍、CD、DVD買取します。
戦前の三芳屋の落語本、特にさがしています。
買取する古本屋エーブックは今日も元気に出張買取中です。
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