VAMPS 『VAMPS SEX BLOOD ROCK N’ROLL PREMIUM DVD』高価買取

10月 27th, 2014 by admin | Permalink

写真集買取 名古屋

もうすぐハロウィンですね。
ハロウィンと言えば僕はティム・バートン監督の『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画が好きです。
映画も必見ですが、この映画は監督ティムバートンの盟友であるダニー・エルフマンが担当した音楽が非常に素晴らしく、サントラも必聴です。
そのダークでコミカルでグロテスクな世界観にモロに影響された企画が日本でありました。それはHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAというバンドです。

L’Arc-en-Ciel(ラルク・アン・シエル)のボーカリストHYDEが中心となり、Acid Black Cherryや、土屋アンナ、DAIGO、Tommy Februaryらが参加しています。
HYDEが作詞作曲した『HALLOWEEN PARTY』を聴いてみて思ったのが、やはりHYDEのボーカルの表現力がズバ抜けていること。
勿論みんなそれぞれ上手いし、それぞれの個性があるのですが、HYDEが頭一つ抜けて上手いのです。
彼はボーカリストとして演技力が高いと言いますか、(彼の企画で彼の作詞作曲ですから当然かもしれませんが)歌い方に関しても、キャラクター作りに関しても、この世界観をしっかりモノにしているのです。

そんなHYDEが参加している別バンド『VAMPS』の限定DVDが非常に貴重な価値を持っています。
2013年の9/25に発売されたVAMPSのベストアルバム『SEX BLOOD ROCK N’ROLL』の購入者を対象に企画された応募抽選「VAMPS CHANCE」にあった「PREMIUM DVDコース」の商品のPREMIUM DVDがそれです。
ワールドツアー2013ヨーロッパのドキュメントと、各地のライブ映像が収録されています。
 
 

エーブックでは、この『VAMPS SEX BLOOD ROCK N’ROLL PREMIUM DVD』を高価買取しています。
お持ちで、整理、処分を考えていらっしゃる方は、お気軽にお問い合わせください。
電話0120-54-7584

 
 
 
僕は昔ラルクを聴いていた時期があったのですが、VAMPSはそれほど聴いていませんでした。
ラルクは耽美的なのにどこか爽やかでポップといったイメージでけっこう好きだったのですが、VAMPSではおそらく意図的にそこを外していて、ハードでエモーショナルなロック!といった感じで、そのギャップになかなか手が出ないでいました。
HYDEのボーカル的にやはり耽美系の方が合うような気がしていました。
しかしVAMPSを聴いてみると、意外とそうでもないことに気が付きました。

元々ラルクの初期はド耽美で、だんだんとポップさだったりロックさを取り入れてゆきました。

そんな中、HYDEの歌い方はある時、激変しました。
おそらく、歯列矯正して、顎を手術したのだと思います。
明らかに顎の大きさが変わっているのです。
勿論トレーニングだったり、彼の中で歌い方を見つけたというのもあると思います。
今までは高低で音程を取っていたのが、前後でも取るようになったというか、それに強弱も加わって、声を自在に操るようになった印象があります。
それから明らかにシャウトが上手くなっています。
今まで何らかの制約を受けて変換し切れていなかった声が、今は気持ちよいくらいに出ている感じがするのです。
ファンの間では昔の声の方が好きだったという人もいるようですが、僕は断然今の方が好きです。なんというか迫力が桁違いなのです。

VAMPSでもその声の迫力が遺憾なく発揮されています。
VAMPSの曲は何と言うのでしょうか、例えるなら北欧バッドボーイズロックのリバイバルといったら良いでしょうか、個人的にはBackyard Babiesや最近のMichael Monroeが浮かんできます。
パワフルでポジティブなエモーショナルがあり、メロディがメロディアスで泣きのメロディがたまに入ったりするクサさがすごくそう感じるのです。

(個人の好みは別として)ラルクの方が良い、ヴァンプスの方が良い、ということではなく、静のL’Arc-en-Ciel、動のVAMPSといったバランスが相乗効果となっている気がします。

BaBa ZuLa (From Turkey) 名古屋公演を見に行きました。

10月 20th, 2014 by admin | Permalink

写真集買取 名古屋

エーブックスタッフの水野です。

先日、名古屋の大須にある名古屋インターナショナルホールへ、トルコのバンド『BaBa ZuLa』のライブに行ってきました。
 
BaBa ZuLaとは1996年にイスタンブールで結成されたバンドです。
トルコの民族音楽と60年代サイケデリックロックを融合させたようなサウンドが特徴のバンドです。
2005年の映画『クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンド・オブ・イスタンブール』でフィーチャーされ、日本でも注目されるようになったバンドです。
今回は、最新アルバム『34イスタンブール・ガレージ地区より』を引っ提げての日本ツアーです。
中東やインドにて音楽や料理、風物をフィールドワークし続ける、中東料理研究家であり、DJである、”よろずエキゾ風物ライター”のサラーム海上さんも一緒に回っており、各地でDJを担当していました。
 
 
僕はワールドミュージックを聞くようになってから、友人に教えてもらい知りました。
今回もその友人の誘いで行ってみることになりました。
 
今までロックバンドのライブやクラブのDJイベントなどは行ったことがありましたが、ワールドミュージック系の音楽を生で聞くのは初めて。
しかも本場のバンドです。

 
会場に到着し、友人らと談笑していると、いきなりBaBa ZuLaのメンバーとサラーム海上さんが出てきて「おおっ」て思いました。
ケバブ屋さんを探しているとのことでした。
あとから分かったのですが、そのメンバーはパーカッションの人でどことなくメキシコの俳優ガエル・ガルシア・ベルナルに似ている気がしました。
 
会場に入るとそこかしらにセクシーな衣装を来た女性がたくさんいる。
名古屋でのオーガナイザーはベリーダンスをやっている方で、その方の友人らのベリーダンサーがたくさんいたのです。
おそらくその方たちのお子さんであろう子どももたくさんいて、まだ3歳か4歳くらいの小さい子もセクシーな衣装を着せられていて可愛かったです。
会場の二階にホールがあり、そこに入るとほぼベリーダンサー。もしくはその友人たち。
とりあえずこの時点で、普段行くライブとは雰囲気も空気感も全然違い、はたして普通にライブ見に来ただけの僕らは楽しめるのかなと弱冠たじろぎました。
 
今回はBaBa ZuLaとサラーム海上さん以外にもバンドやDJやアーティストが出ており、最初から見ましたが勿論全部良かったです。
個人的にはちょっと後ろの方で、ステージでの演奏と、フロアで踊るベリーダンサーの両方を見るのが楽しかったです。
しかし、名古屋のレコードショップ『デシベル』の人がやっているDJユニット『Obrigarrd』はバルカンビート系のアゲアゲな選曲で、思わず前の方に出て行きました。
 
そして、BaBa ZuLa。
エレクトリックサズが鳴り、ベースが鳴り、トラックが流れ、パーカッションが入る。
そしてドラムが入る。このドラムが入った瞬間、思わずニヤけてしまうほどカッコよかったです。
カンカン、シャンシャン鳴る独特な音が最高にぶち上がります。
サウンド的にもカッコよく、メロディも良くて、そして踊れる。
最終的にステージには十人近くのベリーダンサーたちが踊っていて、すごく盛り上がっていました。
普段のライブでは味わえないような独特な空気感もあり、最高のライブでした。

 
写真を撮っていなかったことが悔やまれますが、素敵なイベントでした。
とにかく、音楽は日本やアメリカやイギリスだけではなく、世界中に素晴らしい音楽が沢山あるんだなぁっと改めて思いました。

『ゆずの輪 15th ANNIVERSARY GO愛LAND in Hawaii 限定 非売品 ゆず太郎 フード付き タオル』 高価買取

10月 13th, 2014 by admin | Permalink

写真集買取 名古屋

エーブックスタッフの水野です。

アーティストにはいろいろなグッズがあります。
その中でも、ファンクラブ限定、ライブ会場限定、懸賞品・・・などなど限定品や非売品があります。

今や日本を代表するフォークデュオである『ゆず』にも様々なグッズがあり、中には非常にレアなものも存在します。
去年行われた『ゆずの輪 15th ANNIVERSARY GO愛LAND in Hawaii』というハワイでのファンクラブ限定ツアーで配られたフード付きタオルがその一つです。
このツアーは2013年の11/21~11/25の三泊五日のツアー。
旅行代金は会員だと23,800~26,800円、非会員だと+10,000円。
値段は勿論、スケジュールも5日間作らなくてはいけないこのツアー。
ファンの中でも当然限られた人しか応募できないツアーでの限定非売品グッズです。

ゆずのマスコット的なキャラクターである『ゆず太郎』をモチーフにしたフード付きのタオルです。
 

エーブックでは、この『ゆずの輪 15th AANNIVERSARY GO愛LAND in Hawaii限定 非売品 ゆず太郎 フード付き タオル』を高価買取しています。
お持ちで、整理、処分を考えていらっしゃる方は、お気軽にお問い合わせください。
電話0120-54-7584

 
 
 
僕は高校の頃、吹奏楽部に所属しており、入学式、文化祭、体育大会、卒業式、それから野球の応援など学校の行事の時に、演奏したりしました。
普段はコンクールに向けて交響曲を演奏しているのですが、こういう行事の際はポップスや歌謡曲などを演奏でき、新鮮でした。
またその曲を練習して演奏することにより、その曲の良さを改めて再確認したり、今まで気付かなかったことに気付かされたりもしました。
その中でも一番、(自分で演奏していて)感動したのはゆずの『栄光の架橋』です。
この曲は確か卒業式で、卒業生の退場の際に演奏した気がします。

今までゆずのこの曲をちゃんと聞いたことはなく、特に好きな曲ってワケでも無かったです。
しかし、練習するばするほど、この曲の素晴らしさが身に沁みてきたのです。

僕が吹奏楽部の頃に演奏していた楽器はテナーサックスという中低音域を担当する木管楽器でした。
テナーサックスはあまり主旋律(いわゆる歌メロ)を演奏することは少なく、また完全な低音ではないのでベース音を演奏することも少なく、ハモりだったり裏メロだったり、音に厚みを出す為の役割が強かったです。
曲に盛り上がりを付ける為には、ただメロディが盛り上がった感じにすれば良いというワケではありません。
低音域のテナーサックスやトロンボーン、あとホルンなどの楽器が、主旋律のメロディを際立たせるような演出的な旋律を演奏するのです。
この曲では、曲調も相成って、自分がするべき役割が、分かりやすかったのです。
主旋メロディを文字通り後押しするような楽譜だったのです。
その時、何だか自分がこの曲の演奏を完成させる為の役割の一つを担っていて、みんなでその曲を完成させている感じが、すごく感動的だったのです。
なぜか、毎日コンクールの為に練習していた交響曲よりも、この曲の方がそういった感情にさせてくれました。

今になると、そう感じるべくしてそう感じた、という気がしてなりません。
僕はクイーンと言うバンドがずっと大好きで、この『栄光の架け橋』はクイーンの『We are the champions』を彷彿とさせたからです。
こういう夕日をバックに拳を突き上げるような曲がすごく”泣き”のツボなのです。

ライブ映像を見ると、最後の方には、この曲を作詞作曲した北川悠仁が叫びながら歌っていて、最高にエモーショナルです。

http://youtu.be/9SZ5qbCM2Po

また、『栄光の架橋』というタイトルも最高です。
理由や説明はいらない最高のタイトルだと思います。
吹奏楽部でも栄光の”架橋”を演じられたような気がして、感動的だったのでしょう。
 
 

TAEYANG hide『DOUBT』限定セット版 高価買取

10月 6th, 2014 by admin | Permalink

写真集買取 名古屋

エーブックスタッフの水野です。

みなさんTAEYANGって知っていますか?
テヤンと読む有名な韓国製のプーリップ(Pullip)というファッションドールシリーズのキャラクターです。
名前でピンとこなくても写真を見てみると「あ~何か見たことあるかも」ってなるかもしれません。
日本でいうリカちゃん人形、アメリカでいうバービー人形というよりは飾ることを目的としたコレクション要素の強いもので、子どもよりも大人の人気が高いです。

このシリーズでは主人公の女の子プーリップ、プーリップのボーイフレンドテヤン、テヤンの妹ダル、ダルの親友ビョル、プーリップの弟イスルなど様々なラインナップが展開されています。

また、アニメ『ローゼンメイデン』や『新世紀エヴァンゲリオン』やサンリオキャラクターやボーカロイドなど様々な日本のキャラクターともコラボレーションしています。

その中でも、日本の数少ないロックスターの一人『hide』のテヤンも発売されているのです。
限定版と通常版があり、限定版は500体限定生産で、付属パーツが多いみたいです。

hidetaeyang

画像を見て思ったのですが、やはり様になっている。
というか人形の方がしっくり来る気がします。
改めてあの格好をしていたhideは異様だったんだなぁと思います。

このTAEYANG hide『DOUBT』限定セット版は非常に貴重な商品です。

エーブックでは、この『TAEYANG hide(DOUBT)限定セット版』を高価買取しています。
お持ちで、整理、処分を考えていらっしゃる方は、お気楽にお問い合わせください。
電話 0120-54-7584

 
 
 
僕の世代的にXJAPANはそれほど馴染み深いバンドではありません。
曲も『紅』と『Forever Love』くらいしか知らず、すでにちょっと前のバンドというイメージがありました。
しかし、hideが亡くなったニュースはすごく印象的で、幼心に一人の人間の死がこれほど多くの人間に絶望を与えるのか・・・とショッキングでした。

そんな僕がhideに興味を持ったのはごく最近のことです。
僕は昔、マリリン・マンソンというアメリカのバンドが好きで、彼と親交がありプライベートでも仲が良かったという日本人hideの存在は気になっていました。
しかし、XJAPANは『紅』のイメージから何故か敬遠していました。
ある日Youtubeか何かでふとhideの『Pink Spider』を聴きました。
それで衝撃を受けたのです。衝撃といっても新しい音楽や世界観と出会ったとかそういうワケでは決してないのです。
むしろその逆で、この世界観とすごく近いバンドを知っている・・・それもすごくよく知っている・・・これはもしかしたら、僕がやっているバンドじゃないのか?
・・・いやよく聞くと全然違う、というかよく聞かなくても全然違う。
目指していたところはきっと全然違うし、当然レベルも違うのだが、なぜか結果は似たようなアプローチになっているという偶然でしかないのですが、僕はそんなhideに勝手にシンパシーを覚えたのです。
特に『Rocket Dive』は、自分らのバンドの曲に曲調も展開も似ている曲があり一人で笑ってしまいました。

彼の歌い方もすごく好きです。
何と言うアーと伸ばすところが「R」の発音で歌う英語風日本語や、決して歌唱力が高いというワケではないが演技力やキャラクター性で確立されちゃっているような歌い方が好きなのです。
(天性の歌声を持っているなら話は別ですが)よくボーカルで重要なのは、いかに上手に歌えるかよりも、いかに上手に聞かせられるか、というようなことを言ったりします。
彼はそれがすごく上手いのです。
聞かせるし、見せる、いや魅せる天才だと思います。

hideはおそらく世間的にはヴィジュアル系に分類されていて、おそらく本人もその自覚はあったことでしょう。
しかし、僕が驚いたというか面白いと思ったのが、一見ピンクだったり赤だったりとド派手な髪でピアスもガンガン空けていて女顔でそして化粧もしているヴィジュアル系なのに、服装はジャージとかスポーティは格好だということです。
このミスマッチなハズなのにすごくマッチしている感じが最高にカッコいいです。
ヴィジュアル系は、元々LAメタル風だったりパンク風の格好が多かったのですが、90年代になってくるとだんだん中性的で中世的な格好をしているバンドが多くなってきました。
しかし、どの時期にもジャージを着ていたヴィジュアル系はいないと思います。
そこは彼自身の趣味だったのかもしれませんが、おそらくXJAPANとは違う新しい形で表現しようという意志だったのでしょう。
また、不健康なロックとは対極にあるような健康的なスポーツを合わせることにより既存のイメージを壊そうとしたのかもしれません。

彼のちょっとナメたようなふざけたようなパフォーマンスからもそういう既存のイメージを壊すという姿勢を感じます。
ヴィジュアル系やメタル系といえば、もう盲目的にその世界観にどっぷりと入り込んでいて、外から見たら閉鎖的な印象さえある音楽だと思います。
hideはそういう人たちが絶対にしないような(そういう人たちから見たら)コミカルな悪フザケのようなパフォーマンスをするのです。
(皮肉にも彼の死以降、そういうポップでカラフルなアプローチをするヴィジュアル系バンドが量産されることになりますが)hideはもしかしたらそういう閉鎖的で右にならえな世界観にうんざりしていたのかもしれません。

僕は、彼が亡くなってから彼の音楽を聞き始めましたが、本当にこの先もっと色んなことをやっていたんだろうな、と思うと彼の死は残念でなりません。

40年の時を超え、伝説のパフォーマンスが今蘇る『QUEEN: LIVE AT THE RAINBOW ’74』

9月 29th, 2014 by admin | Permalink

写真集買取 名古屋

9/10に発売されたクイーンのライブアルバム、『LIVE AT THE RAINBOW ’74』をついに買いました。
僕が買ったのは通常盤CD。
他にもDVD、BD、それらを含めたボックスセットなど、様々なラインナップがあります。

発売前からYouTubeのトレイラーを見てすでに分かっていたことですが、素晴らしいです。
素晴らしい、それしか言葉が見つかりません。

クイーンの正式音源として発売されているライブ盤は、中期と、後期に1枚ずつのみで、初期のライブ盤はありませんでした。

それらのライブ盤を含め、クイーンのアルバムは全部聞いたことはありますが、クイーンはやはりスタジオ盤の方が断然良いと思っていました。
当時クイーン自身もライブ向けの曲が少なくてライブが苦手だったと懐古していましたし、クイーンの魅力といえばライブでは再現不可能なほど多重録音に多重録音を重ねた「作品」としてのその完成度です。

クイーンといえば、最近の人たちの中では『I was born to love you』のイメージが強くスタジアム級ロックバンドという認識で通っていると思います。
またこの当時でもクイーンは軟弱なインテリバンドみたいなイメージがあり、ファン層もロックファンというよりは女の子人気の高いアイドルバンド的な扱いをされていたそうです。
当時、少年だった父親はクイーンを初めて聞いた時「すごいバンドだ!」と驚いたが、レッドツェッペリンやディープパープルなど硬派なハードロックが人気だった周りには、クイーンが好きだなんてとても恥ずかしくて言えなかったと言っていました。
本国イギリスでもハードロック崩れのグラムロックムーブメントの残党の小便ロックとこき下ろされるようなバンドでした。
(僕がクイーンファンとしての主観ではなく、客観的な目でフラットに見ても、どうしてそこまで言われたのかはよく分からないが)
とにかくクイーンは中途半端でパワーの弱いロックバンドだと思われていたのです。

確かにクイーンはお世辞にもワイルドでクールなロックバンドだとは言えません。それとはまさに対極のインテリ集団です。
ボーカルのフレディマーキュリーは、美術学校でデザインを学んだアーティスト。
ギターのブライアンメイは、天文学を研究して後に天文物理学博士号を取得し天文学の著書を出版。
ドラムのロジャーテイラーは、大学で生物学を専攻し、最終的には学科の理学士号を取得。
ベースのジョンディーコンは、電子系の大学を卒業しており機械関係のスペシャリストでバンドの機材を自作するほどの知識と腕を持っています。

クイーンがこき下ろされていたのは、もしかしたらこういった輝かしい功績を持ったインテリたちがロックをやってみた的なニュアンスで評価されていたのかもしれません。
いや、でもデビュー当時はこんな情報はそんなに出回っていないはずだな…
それを抜きにしても彼らにはそういうインテリ集団的な雰囲気が強かったのでしょう。

確かにそうかもしれません。
ロックバンドとはやはりアウトローなイメージがあるので、軟弱に見えることでしょう。

しかし、今回のこのライブアットザレインボー’74を聞いてその意識は変わりました。

ライブよりスタジオ録音アルバムのが良い?
インテリ野郎にロックは出来ない?
全くそんなことはないじゃあないか!
むしろライブのがかっこいい!
ズバ抜けた演奏力、センス溢れるアレンジ、そして圧倒的なパワー。

そう、クイーンは、グラムロック崩れでも、軟弱なインテリ集団でもないのです。
列記としたハードロックバンドなのです。

この音源がリアルタイムの74年に発売されていたらクイーンの評価は違ったものになっていたことでしょう。
父親も胸を張って「クイーンはすごいバンドだ!」と言えたことでしょう。

クイーンといえばやはりフレディマーキュリーの圧倒的な歌唱力が印象的ですが、このアルバムでも勿論その歌はいかんなく発揮されています。
このアルバムを聞いてつくづく思ったのですが、フレディマーキュリーとは本当に不思議な人です。
繊細だけどパワーがあり、耽美系だけどゴリラ。
彼の歌声も、決して変わった声ではないのですが、珍しい声です。
女性歌手のように美声なのだけど圧倒的なパワーがあるのです。
圧倒的なパワーがある女性ボーカリストはいますが、女性っぽい歌声でパワーを出せる男性ボーカルはなかなかいません。
また彼がカリスマ的なロックスターであるもう一つの要因はその顔だと思います。
後期は有名な短髪に口髭ルックでその口髭のインパクトにより分かりづらいですが、彼の顔は独特なのです。
それは彼の生い立ちが特殊なことに由来します。
彼はイギリス人ですが、生まれはアフリカのザンジバル。そして育ちはインド。彼がイギリスに来たのは17歳の頃です。
彼はペルシャ系インドの家系なのです。
つり目の大きな目に、細く高い鼻、頬骨とエラが張った骨格…まさにベルサイユのばらの登場人物のような顔立ちなのです。
この辺も日本の女の子たちの間で爆発的な人気を誇った要因の一つだと思います。

そんなフレディの魅力もいっぱいですが、今回特に驚いたのは楽器隊の音です。

ブライアンメイのギターの凄まじさたるや、凄すぎて笑ってしまうほどです。
後のメタルやオルタナやグランジなんて彼がもうこの時点でやっているではないかと思ってしまうほどです。
まずテクニックがすごい。これほスタジオ盤でも勿論分かっていたことですが、スタジオ盤は多重録音でどうやって弾いているのかが分かりづらい部分がありました。
しかし、このライブ盤では当然音は重ねられないので一本で弾いているのですが、こうやって弾いていたのか!という驚きの連続でした。
そして、音がすごい。
これは現代のリマスター技術に感謝する部分が多いですが、音圧がすごいのです。ギター音がデカイデカイ。
津軽三味線に影響を受けたと言われている独特のじょんがらギターはまるで機関車のようです。

次に、ドラムもすごいのです。
僕はもともとロジャーテイラーのドラムプレイが好きでした。
あの8ビートでスネアを叩く時にハイハットを少し開く感じとか、ドコドコ言うタムロールとか、よく跳ねるスネアとか、聞いててすごい気持ち良いのです。
このドラムもリマスター技術により、よりクリアに聞こえ、それによってよりパワーを感じるのです。

最後に、コーラスが素晴らしい。
ブライアンメイもロジャーテイラーも歌が上手いとは思ってましたが、ここまで歌唱力があるとは…

特にロジャーテイラー。
彼は基本的にドラムにしておくには勿体無いと思っちゃうほどの逸材です。
歌が上手すぎるのです。ロッドスチュアートと形容されるほどです。
顔も一番かっこよく、バンドを初めて髪を伸ばしてからは女とよく間違われたそうです。

スタジオ盤でも聖歌隊で鍛えられたという彼のコーラスはいかんなく発揮されており、地声からして比較的高くて4オクターブを出せるというフレディがボーカルのバンドなのに、高音はロジャーテイラーの担当です。
またブライアンも高い美声なので、フレディが低音を担当することが多いです。

歌声は美声のフレディとは対照的なワイルドなハスキーボイス。
これがすごく映えるのです。
フレディは元々喉が強い方ではなく、ライブでも喉を潰さないために低く歌ったりします。
そこでロジャーが活躍するのです。
ロジャーは喉が強いのか、スタジオ盤通りの高いキーで、金属ボイスで叫びまくります。
コーラスがクイーンサウンドの特徴の一つでもあると同時に、ライブでは再現し切れない部分が多いと思っていましたが、ここまでやれていたとは驚きました。

長くなってきたのでそろそろまとめに入りますが、今回ほどリマスター技術に感謝したのは初めてです。
そして、40年という長い時間こんな完成度の高いライブ音源を隠してきたクイーンに驚きました。
なるほど、リマスター技術が追いつくのを待っていたのか。

個人的にはクイーンIIに収録されている『フェアリーフェラーの神技』や、シアーハートアタック収録の『フリックオブザリスト』など、後々ライブでやることは無かった隠れた名曲が聞けたのが嬉しかったです。

最近の投稿

出張買取エリア